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昨日、母が上京してきたとお伝えしましたよね。 お昼前に私の家に到着して、少し休憩した後、母が行きたいという神楽坂へ、午後から行くことにしました。 神楽坂へは地下鉄に乗って、飯田橋で下車。 二人ともお昼ご飯を食べていなかったので、まず、腹ごしらえをすることになりました。 ここに行こう!と決めていたうなぎ屋さんへ直行です。 そのうなぎ屋さんが、こちらの「たつみや」です。 店構えからして、美味しそうではありませんか? 飯田橋へは、私は何度か来たことはあるのですが、神楽坂周辺に足を踏み入れたのはこれが初めて。 でも、来てみたかったんです。 こういう、古い、とてもいい感じのお店が、小さな脇道のそこ此処にある街。 いいですよね。 うんうん、お値段も、やはりそれなりのお値段です。 きっと食べきれないということもあり、一番小さい1300円のうな重を二人とも注文しました。 何分くらい、待ったでしょうか。 専門店だけあって、出てくるまでにわりと長い時間があったように思います。 そして、待ちに待って出てきたうな重が、こちらです。 うなぎの身がほくほくと柔らかくて、お味も上品で。 うなぎは大好きなのだけれど、一人暮らしだとどうしても、スーパーで出来合いのうなぎを買ってしまうことがほとんどです。 一人でうなぎ屋さんに入ることもないですし・・・あっ、でも、一人でうなぎ屋さん、別におかしくはないですよね、よく考えると。 いいかもしれない。 お吸い物もお漬物もとても美味しくて、大満足でお店を後にしました。 そして、この後、母が行きたかったお店に寄った後、小雨がぱらぱらと降っていたのですが、せっかくなので、神楽坂散策をすることにしました。 神楽坂は古くから残る石畳の小路が有名な場所でもあります。 こんな風情のある、人気のない石畳歩いていると・・・ ・・・神楽坂の風景としてよく雑誌などで目にしていた場所に行き着きました。 それが下の写真です。 黒い板塀と石畳、人の行き来もほとんどなく、とても静かです。 黒猫が一匹、まるで自分の庭だと言わんばかりの顔をしながら、ゆうゆうと歩いていました。 この板塀のお家も、右側の白壁のお家も、昔からの料亭です。 運がよければ、この道できれいな着物を着た芸者さんとすれちがうこともあるとか。 一人でこの道を歩いていて、もしそんな人に出会ったら、時代をぽんと飛び越したような、そんな気持ちになるだろうなと想像してしまいます。 店先を、こんなふうに緑で飾っているお店もあります。 下の方に植えられているのは、きっと、小さなもみじですね。 このもみじが真っ赤になると、また店先の表情も変わるのでしょうね・・・。 そして・・・・あまりにも風情を感じさせた景色がこちら。 もみじがほんのり、色づいた様子がいいですよね。 石畳と、軒下の簾やのれん・・・・小雨の降る、神楽坂。 またゆっくり、訪れてみたい街でした。 P.S. この神楽坂散策の日、新しく買い換えたデジカメ「Fine Pix F10」デビューの日でした。 なので、今日ご紹介した写真たち、シャッターを押すたびに、このカメラの高性能ぶりに、感嘆の声をあげていました^^ これから仲良くしていきましょうね、F10くん。
by anim-_-m
| 2005-10-31 01:59
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